2023.02.24
産業用地や緑地の管理
雑草対策の必要性とは?
産業用地の土地管理について
なぜ雑草対策は必要なのでしょうか?
代表的な雑草対策とは?
効果や費用を徹底比較!
土地管理の際に必須となる、
代表的な雑草管理方法のご紹介と、
効果や費用を徹底比較しました。
緑地管理の雑草対策には、除草剤が最適です
ソーラー用地の雑草対策として、代表的な除草剤とその他の雑草対策を比較しました。
除草剤は草の根まで枯らすので効果が長続きし、また将来の土地活用を考えた際にも、除草剤はコストを低く抑えられます。
(※防草シート設置済みの土地に除草剤を用いる場合、除草剤の使用はかなり制限されます。)
こんな時に…
- 防草シートを敷いたけれど、雑草で盛り上がってしまった
- クローバーの種をまいたのに、他の雑草が生えてきてしまった
- チップを敷いたけれど、風で吹き上がってソーラーを隠してしまう
草刈り | 防草シート | |
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速効性 | ||
速効性 | 作業終了次第 きれいになる |
敷いた所から 雑草は伸びない |
パネルへの影響 | ||
パネルへの 影響 |
作業中に飛び石で パネルを傷つける 可能性大 |
パネル設置後の シート貼り替えが 困難 |
作業後の処理 | ||
作業後の 処理 |
後始末が大変 (刈り取った草は産業廃棄物扱いになります) |
太陽光パネルの下にもシートを敷かないと、太陽光パネル下から雑草が生えてしまう また防草シートを突き破って生えてくる雑草も有り |
持続性 | ||
持続性 | 草刈りは根が 残ってしまうので、 そこからすぐに 再発生する |
耐久性は 2年、5年、10年 など |
作 業 | ||
作 業 | 草刈り機での 飛び石や 作業員のケガ (労災)の可能性 |
危険な用具の 使用はないが、 シートを張る人員が 除草剤散布よりも必要 |
元の土地へ戻す作業 | ||
元の 土地へ 戻す作業 |
特に必要なし | 取り除く作業が困難 その時に 別途費用が発生 |
敷き砂利 | グランドカバー (芝、クローバー等) |
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速効性 | |
作業終了次第 きれいになる 見た目もよい |
生えそろうまで 時間がかかる |
パネルへの影響 | |
パネル設置後にも 敷く事は可能だが、 作業が困難 |
グランドカバーの 間から生えて伸びた 雑草がパネルの上に かかる可能性あり |
作業後の処理 | |
敷き砂利の 厚さにより 雑草が生えてくる |
グランドカバー植物の管理が必要 管理を怠ると雑草が優占してしまう |
持続性 | |
雑草は 砂利の隙間から 発生する |
雑草は グランドカバーの 間から発生する |
作 業 | |
危険な用具の 使用はないが、 敷き詰める人員が 除草剤散布よりも必要 |
グランドカバーを 生やすまでに 時間がかかる、 また生えそろうまでに雑草も生える |
元の土地へ戻す作業 | |
取り除く作業が困難 その時に別途費用が発生 |
基本的には必要なし 植物により 取り除く作業が 発生する可能性あり |
除草剤 |
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速効性 |
枯らすまで少し時間がかかる (液状タイプ:1~2週間/ 粒状タイプ:約30日前後) |
パネルへの影響 |
薬剤がパネルに触れても取り除けば問題なし |
作業後の処理 |
枯れ草は風化して土に返るので片付け不要 (適期散布による) |
持続性 |
根まで枯らすので生えない状態が長く続く また、剤により雑草の発生を抑える事ができる |
作 業 |
少ない人員でまくことが可能で、 危険な用具の使用もない |
元の土地へ戻す作業 |
粒状除草剤は1年程前から使用をやめ、 液体除草剤(茎葉処理剤)での管理にする |
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